車検代を安くする方法

本記事のテーマ

車検代を安くする方法

  • 車検に必要な書類
  • 車検の種類と期間
  • 車検合格基準を知ろう
  • 車検代が高額になる理由
  • 価格交渉時の注意点
  • 安い車検の注意点
  • まとめ

車検に必要な書類

まずは、車検実施時に必要な書類をご説明します。

軽自動車

1 車検証

2 自賠責保険証

3 納税証明書

納税証明書の再発行
軽自動車は車検を受けるときに、有効期限内の「軽自動車納税証明書」(原本)が必要です。
軽自動車税の納税証明書を再発行したり、未納を解消した後に発行してもらったりするには、車検証に記載されている市区町村の窓口で申請します。
自動車税のように都道府県や運輸支局の税事務所ではありません。口座振替やクレジットカードで納めて、「軽自動車税納付済通知書」が届く前に車検を受ける場合も同様です。例えば、収納課や軽自動車税課、市民税課などです。

普通自動車

1 車検証

2 自賠責保険証

3 納税証明書(条件を満たせば省略可能)

納税証明書省略条件
2015年4月1日より、国土交通省陸運局と都道府県税事務所がオンラインで自動車税の納税有無について確認できる「電子確認」が可能になり、ある条件を満たす場合のみ、車検時に納税証明書の提出を省略できるようになりました。
以下の4つの条件を満たしている場合は、納税証明書の提出を省略できる可能性があるので確認しましょう。
(1)車検が新規登録ではなく、継続検査である
(2)過去に自動車税の滞納をしていない
(3)納税した日から4週間程度経過している
(4)普通自動車である(※)
※軽自動車や小型二輪自動車の場合は、これまでどおり紙の納税証明書が必要です。

車検(検査)の種類と期間

車検(検査)には、いくつか種類が有り、目的に応じて受ける検査が変わってきます。
まずは、検査の種類について紹介します。

■新規検査

■継続検査

■構造等変更検査

■臨時検査

■予備検査

私たちが受けている車検(検査)は、継続検査です。
ここでは継続検査を簡単に解説していきます。

■継続検査

自動車検査証の有効期限が満了した後も引き続きその自動車を使用するときに受ける検査です。

普通車や軽自動車にお乗りの方は、2年ごとにこの検査を受けいるのです。

また指定整備工場において車検(検査)を行った場合は、再度陸運局等で検査を受ける必要がなく、書類手続きのみで、新しい車検証が発行されます。

車検合格基準を知ろう

車にはさまざまなパーツがあり、車検ではそれぞれのパーツをこまかくチェックして基準を満たしているかを確認しています。ひとつでも基準を満たしていないものがあれば、車検は通りませんので注意が必要です。車検を一発で通すためには、細部まで注意を払って整備することが大切です。それぞれのパーツの審査基準を知って、車検に出す前に自分で検査をしておきましょう。

?灯火類(ヘッドライト・ブレーキランプ等)

ヘッドライトなどの灯火類は、パーツごとに基準が決まっており、検査も厳しいので注意が必要です。チェックされているのは、ヘッドライト、ウィンカー、フォグランプ、リアフォグ、サイドマーカー、テールランプです。 基本的にはすべてしっかり点灯することが条件ですが、ウィンカーはオレンジ色、フォグランプは白か黄色で左右同じ色など、光の色まで決められています。また、光量は強すぎても弱すぎてもダメで、基準内の適切な強さでなければなりません。

?エアロパーツ

エアロパーツは、幅、高さ、長さなどがチェックされています。既定の大きさであれば問題はありませんが、基準の範囲を超えた場合は、構造変更の申請をしなければなりません。申請をし、認証を受けていれば車検時も問題はありません。 申請が認証されていない場合は、車検時に申請し、それがクリアできるかどうかが問題となります。また、エアロパーツについては大きさだけではなく、材質についても規定がありますので注意しなければなりません。

?足回り

足回りの確認項目は、ドライブシャフトブーツ、ステアリングブーツ、ロアボールジョイントブーツ、タイロッドエンドブーツ、ショックアブソーバー等です。
このブーツ(ゴム)が割れていると絶対に車検に合格することはありません。
しかも、タイヤの裏側に付いていますので普段見ることがないので、ブーツ(ゴム)の割れを指摘された場合、速やかに交換をオススメします。

?バンパー・マフラー

フォグランプ付きのバンパーの場合は、地面からバンパー下部まで9cmと規定が決められています。マフラーについては規定が細かく、上方のフロアラインを含む鉛直面から10mmを超えて突出しないことは条件です。また排気管の端に丸みがあり、かつ曲率半径が25mm以上であれば、10mmを突き出してもよいことになっています。 マフラーの基準は細かく設定されていますが、純正部品でない場合は、JASMAの認定証明書か「保安基準適合」の記載があれば問題ありませんので、まずはそれを確認してみましょう。

?エンジンルーム

エンジンルームでは確認項目が多く、大きく液物とホース類に分けられます。液物は、エンジンオイル、冷却水、ブレーキフルード、ウォッシャー液などです。ホース類は、ラジエーターホース・キャップ、フューエルホース、プラグ、バッテリー、エアクリーナー、ベルト類などです。液物に関しては基準はそれほど厳しくはなく、明らかに汚れている物でなければ問題はありません。 汚損がひどい場合は交換しておきましょう。ホース類はみるべきところがたくさんありますが、基本的には液漏れなどの破損がないかです。ホース類は劣化しやすいパーツですので、こまめにチェックしておかなければなりません。

?操作系周辺(ハンドル等)

ハンドル等の操作系周辺では、ハンドル、ブレーキ・クラッチペダル、パーキングブレーキなどを確認しておきましょう。ハンドルは、平坦な道で走ったときに、センターからずれないかどうかがポイントです。触っていないのにずれる場合は修理が必要です。 ブレーキやクラッチは、踏んだ時に床との隙間があるか、遊びの部分があるかを確認しておきましょう。パーキングブレーキは引きしろが充分にあるか、きちんとロックできているかがポイントです。

?タイヤ・ホイール

タイヤ、ホイールは、フェンダーからのはみ出しがないことが大切です。また、ボディとの干渉がないのも重要で、ボディに接触している場合は基準外となります。ホイールについては、乗用車の場合JWLやVIAというマークが必須です。これは、入っていないと基準から外れるので注意が必要です。 タイヤやホイールの基準はそれほど厳しくはありませんが、安全性を確保する意味でも、あまりにすり減っている場合は車検時に交換しておいた方がよいでしょう。

?ボディ

ボディはゆがみやへこみがないかがチェックされています。多少のゆがみ、へこみであれば問題はありませんが、フレームが変形している場合は基準外となるので注意しましょう。単純なへこみや擦り傷などは車検上は問題ありませんが、フレームに影響するものはNGです。 フレームがゆがんでいると、車の骨格部分に損傷があるということですので、安全とはいえず、車検でも引っかかってしまいます。

?ガラス・ミラー

ガラスやドアミラーはそれほど厳しい基準はありませんが、しっかりと確認しておかなければなりません。ガラスは検査標章の貼り付けが必要で、これはフロントガラスに必ず貼っておかなければなりません。検車標章がなければ、それだけでアウトですので注意が必要です。 また、フロントガラスの可視光線透過率は70%以上が基準となっていますが、これは素人では見分けるのが難しいです。基本的には充分に視界が確保されていればOKだと考えましょう。ドアミラーは危険な突起物がないことやミラーの角度が基準で決められています。余計な装飾をせず、そもそも購入時から触っていないなら、そのままで大丈夫です。

車検代が高額になる理由

車検代は、各ディーラー・整備工場・ガソリンスタンドごとに違います。
なぜ車検代に差がでるのかを解説していきます。
■ 車検法定費用

■ 車検基本料(24ヶ月法定点検)

■ 交換部品の必要性

?車検法定費用

車両重量税・自賠責保険料・印紙代は国が定めた費用の為、どこで車検をしても金額は同じです。

?車検基本料(24ヶ月法定点検)

車検代の【差】が出る最初の項目が、この車検基本料(24ヶ月法定費用)です。

これはお店によって名称が変わりますが、9800円~22000円の間で設定されていることが多いようです。この車検基本料は車検に通るか通らないかの判断をする点検料金です。
お店によっては24ヶ月法定点検をするお店もあります。
【24ヶ月法定点検】の場合15000円前後の金額が設定されていることが多いですが、1年もしくは1万キロの整備保証も付いてくるので安心です。

?交換部品の必要性

さて、車検の見積が出来ました。
いろいろな項目が書かれていると思いますが、ここが金額の【差】がでる決定的項目です。
お店によって車検時の交換部品や修理の定義が違いますのでご説明します。
まず、カーディーラーのように一般的に高いといわれるお店の場合、2年間以内に交換しないといけない部品や修理を入れてしまう為、車検が高くなってしまう傾向にあります。
見積が出たときに、交換・修理しないと車検に通らない項目を明確にしてもらうだけでも金額は下がると思います。
ちなみに当店は『エコ車検』をテーマに交換部品の寿命をご説明させていただき、交換時期になってからの交換をオススメしていますので福岡で車検をご検討の方はお見積りだけでもお気軽にご来店くださいhttps://plus-cs.com/shaken/

安い車検の注意点

車検代を安くした場合の注意点を解説していきます。

『安い車検=車検に通るだけの整備』ですので、定期的な点検(6カ月点検・12カ月点検.18カ月点検)をする必要があります。
お店によってはメンテナンスパックに加入できるところもあると思いますので必ず加入しましょう。


当店は次回車検までオイル交換4回無料&定期点検無料(6カ月点検・12カ月点検.18カ月点検)のメンテナンスパスポートに3300円で加入できます。車検後のメンテナンスもお任せください(^^)/
https://plus-cs.com/shaken/

まとめ

必要書類は
・車検証
・自賠責保険証
・納税証明書

車検の合格基準
・オイル類の漏れがない
・タイヤみスリップサインが出ていない。
・排気漏れ(マフラーの破れ)がない。
・ブーツ(ゴム)が割れ(切れ)ていない。
・チェックマークが点灯していない。(エアバック・エンジンチェックマーク等)
・電球が切れていない。(ヘッドライトの光量が範囲内)

点検・整備内容
・見積りが出来たら、交換・修理しないと車検に通らない項目を明確にしてもらう。
・車検を最低限の整備で実施した場合は、定期点検は必ず行いましょう。
・車検後、定期的なお付き合いになるので信頼できるお店で車検をお願いしたほうがいいですよ。

読者様のカーライフに合った愛車のメンテナンス、車検をしていただき、この記事が少しでも参考になれば幸いです。

素敵なカーライフをお過ごしください。

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